舞台に魅せられ…。
「舞台」
なんていい響なんだろう(笑)。
私は、声優というものを知らないときから、「舞台」というものが好きだった。
実は、子供の頃から町内のホールの舞台裏をちょろちょろしていた記憶がある。
経済的な問題もあるので、あまり舞台を見る機会はないですが、
機会があれば、必ずと言っていいほど見るようにしている。
が、学校以外で本格的な舞台を見たのは、実は高校のとき(^^;
父がお世話になった女優さんが出演していたので、「これ見たい!」って
両親と見に行ったのだ(舞台は「源氏物語」だった)。
舞台って、テレビと演技が違うんですよね。
テレビは「自然」に、舞台は「魅せるために」って感じで。
それに、テレビはNGがききますけど、舞台は失敗すると
「やりなおし」ができないですよね。
私も経験あるので(笑)、演じている立場としては、これほど辛いものはない。
見てる側としては、面白いんですけどね(笑)。
高校の演劇部で、初舞台のときに、同じような場面がいくつかありまして、
それを、私全部飛ばして最後の場面の台詞を言っちゃったんですよ(^^;
だから、上演時間1時間ちょっとの予定が、30分〜40分くらいで終わってしまいまして(^^;
後で顧問の先生に、「俺、焦って台本3ページくらいめくったぞ」って言われました(笑)。
それも、舞台の魅力のひとつだと思います。
だから、「声優」っていうポジションにとらわれずに、
「役者」というポジションに身を置きたいと思い始めて。
よく、「特に声で演技するのが好き」とか、
「声優になるから舞台なんて必要ない。アフレコの練習したほうがいいよ」
とか聞きますが、
そういうの聞くと悲しくなっちゃいます。
「声」は、演技をするためのものではなく、表現方法のひとつだと思っています。
「舞台」は、演技をする者…役者にとっては、必要不可欠なものです。
だから、悲しいことですけど、こういった人達を見ると、
逆に「声優」っていうポジションが軽く感じられてしまう…。
それって嫌ですよね。
だから、本当のこと言うと、みんなには「間違った声優」じゃなくて
「役者」になってほしいなって思います。
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